ホワイトニングに追い風!?データでみる2024年の美白市場

2024年も早2カ月が過ぎ、旧暦では「弥生」と呼ばれる3月を迎えます。「草木がいよいよ生い茂る月」という万物が成長する春を迎える時期とされていますが、我々としても、今年1年におけるホワイトニング市場を予測しても良い時期ではないかと考えております。当プログラムの旗艦店であるホワイトニング専門医院「池袋駅前デンタルクリニック」では、昨年新型コロナウイルスが『5類』に分類されたことにより、既存顧客の足が戻り始め、それに付随するかのように新規来院数も平時の域に戻りつつあります。今回はそんな「ホワイトニングニーズ」をより広く、そして相対的に分析していきたいと思います。

オーラルケア市場の推移

まず「オーラルケア市場」について、マクロの視点で見ていきしょう。富士経済グループの調査結果によると、2025年頃から導入が予定されている『国民皆歯科健診制度導入』によりオーラルケアの重要性があらためて注目され、2030年の市場は2022年と比較して17.1%増の「4,408億円」に到達する見込みとのことです。また、ホワイトニングに関連する歯磨剤や洗口剤は、新商品の投入やプロモーションが活発ということもあり、2030年には2022年から27.8%増の「1,887億円」に着地する予想も。セルフメディケーション意識の高まりからか「多少値段が張っても高機能製品を使いたい…」そういった需要が消費を後押ししている様子が伺えます。

実際にライオンが2021年3月末日に発売した美白ハミガキ「Lightee」は、発売1カ月で対計画比7倍の売り上げを達成し、累計出荷本数も発売後3カ月で100万本を突破したそうです。商品自体の機能はステイン除去に留まりますが、美白というフレーズと中村アンさんを起用したプロモーションが、消費者の方達の「白い歯」への渇望に強く刺さった事例だと思います。

美容市場の消費動向

拡大傾向にあるのはオーラルケア市場のみならず、コロナ禍で停滞していた美容市場も同様です。(株)リクルート調べとなる「美容消費係数」も見てみましょう。こちらは家計における美容消費シェアをリクルートが独自に示したもので、美容投資の優先順位性を数値化したものですが、以下の通りここ10年の中で最も高い数値となっています。また、「ホワイトニング」は診療メニューでありながら、美容としてもカテゴライズされていますので、美容に関する消費動向も把握しておくことで、ニーズ傾向を推し量る一つの指標になり得ます。

ウェルネスにおける市場の発展

さらに「ウェルネス/健康」といったトレンドも見逃せません。「ウェルネス」とは身体・精神の健康に加え、社会的・環境的健康を基盤とした、輝く生き方のデザインと定義されており、ビジネステーマとしても幅広いジャンルに跨っています。「治療」から「予防」へ、そしてその先にある「若返り」等、前向きな消費拡大によって経済圏はさらに拡充される見込みです。『人生100年時代』と呼ばれる中、美容・健康におけるビジネスチャンスは無数に存在しています。昨今の矯正市場然り、マウスピース矯正の技術革新と合わせてスタートアップ企業の躍進が、爆発的に矯正ニーズを顕在化させ、大きな需要を生み出していることをご存じかと思います。
まだまだ希望的観測の域を出ませんが“ポリリンホワイトニング”の歯質強化という特異な強みが、ウェルビーイングの実現にも寄与するものとして、独自の需要を開拓していく可能性を期待したいと思います。

いかがでしたでしょうか?前向きな情報が顕著に出ており、ホワイトニングニーズの追い風を、強く感じることができたかと思います。我々に課せられたミッションは、この追い風を捉える“マーケティング”という舵切りであり、そして消費者の方に届けるための“プロモーション最適化”になります。
“ミュゼブランド”の認知・訴求力を最大限に活用し、ご加盟いただいている皆さまにも喜んでいただけるよう、今年一年も尽力していきたいと思います。あらためまして、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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ミュゼホワイトニング パートナープログラム

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