今回は、我々がホワイトニング事業と並行して運営サポートを行っている矯正専門医院「ミュゼデンタルグループ」のWEB施策についてご紹介いたします。
■ミュゼデンタルグループとは
『適正価格で高品質な矯正治療をお届けする』という理念のもと、医院運営における採用からサービス提供、そして販促全般をサポートしています。さらに、ホワイトニングとの親和性を図る目的もあり、現在「三軒茶屋」にて事業を展開中です。
昨今の矯正市場においては、需要の高まりに比例して集患競走も激化し、おそらく皆さまの医院でもさまざまな施策を検討・運用されているのではないでしょうか。今回ご紹介する施策は広告代理店から新たに提案をいただいたもので、我々もトライアルとしてスタートしております。運用するエリアや予算によって成果が異なるため、一概には言えませんが、我々を試金石とした施策の有用性を、一緒にご覧ください。
【施策その1:Googleリスティング広告1~4位確約の定額掲出_月次予算:10万円/院】
ご存じの通り検索エンジンは、ユーザーが求める回答をデータベースから抽出し、最適なコンテンツを順に表示してくれます。また予算をかけて出稿することもできるので、より上位に指定のコンテンツを表示することも可能となっています。同一ワードでの出稿が重なると、オークション形式(品質×単価)で掲載順位が決まるため、運用各社のノウハウに依存する形になりますが、今回ご提案いただいた施策はこの『上位表示(1〜4位)を定額で確約する』というものです。
我々は検索ボリュームのあるキーワードを選別し、その中から予約に至る見込みが高い「エリア(地域名)」との掛け合わせまで絞り、ミニマムな予算を出してもらいました。
「常時1〜4位に表示されるのかな…」と半信半疑な部分もありますが、提示された予算は予想していたものより安価で、費用対効果の面からも運用に踏み切っています。成果指標は予約件数になりますが、直接的な予約に至らなくても掲載順位が高いことで医院を知ってもらう機会が増え、ホームページを見ていただける機会の創出など、副次的な効果も期待しています。
【施策その2:アンケートLPを活用したSNS広告の運用_月次予算:25万円/院】
一般的な広告手法では、広告バナーをクリック後、専用のランディングページ(LP)へ遷移しますが、提案いただいた施策はその間に分岐していくアンケートを組み込むものでした。単純に画面をスライドさせるだけでなく、ユーザーへアクションを要する仕組みがあり、それに伴った動画を表示することで、より自分ごと(課題意識)として認識させることができるそうです。これは現在準備を進めているカウンセリング動画と同じ仕組みです!代理店の方曰く『通常の運用よりもページ遷移数が20%程アップし、広告効率もおよそ30%程度は改善できる見込み』といった話もあり、これまで我々が運用してきた過去実績と比較して、その数値の変化を見ていきたいと思います。
消費者のニーズが目まぐるしく変化する現代では、広告手法も一辺倒にならず、柔軟に変化させていくことが大切です。集患のパイプを複数持つことで、経営の安定にもつながります。
今回は少し変わり種施策となりますが、良い事例は、ニュースレターでも今後紹介してまいります。広告運用面でのご相談も随時受け付けておりますので、お悩みの際はいつでもTalknoteにてご連絡ください。