末光妙子先生のお悩み相談室~トリートメント効果の伝え方~

Q:トリートメントの効果について質問されたら?

お試しコースを選択される際に、「トリートメントをするとどのくらいの期間効果が持続するの?」と質問を受けます。その際の最適な返答を教えてください。

A:「より白く」を希望している患者さまにはおすすめを!

持続期間に関しては個人差が大きいため、私は明確にはお伝えしていません。トリートメントの効果内容ですが、ホワイトニングで利用するよりも濃い濃度でポリリンを作用させることができるのですが、過酸化水素が入っていないため表層での作用となり、以下の効果が得られます。
①より強い表面へのカルシウム誘導(唾液由来)
②歯牙内に残存するラジカルの維持率UP

そのため、ツヤ感のUPや歯表面の細かな凹凸の修復、ホワイトニング直後よりも翌日・翌々日の方が白くなる後追いホワイトニング効果が出やすくなります。トリートメント直後は歯の表面をポリリンの被膜が覆う形になりますが、唾液中のカルシウムと結合し徐々にポリリン酸カルシウムの被膜へと変化します。唾液の質にもよりますが、この変化に要する時間は長い方で4時間ほどです。ポリリンの被膜自体は柔らかく、歯ブラシ程度の力によって剥がれてしまう事も多いのですが、ポリリン酸カルシウムという被膜に変化した後はそう簡単に落ちる事はなく、物理的に削り取るような事をしないと取れません。研磨剤を多用している方や、硬いものばかりバリバリ食べるなど普段から歯面に傷がつきやすいような習慣があったり、唾液の質によっても持続期間というものは大きく変化してきます。そのため、私が患者さんに説明する場合は『後追いホワイトニング効果が出やすいので、もっと白くしていきたい人は都度トリートメントすることをおすすめ』とお伝えしています。
ちなみに既に細かい傷が歯面に多い方に関しては、トリートメントと同時にyobooシリーズの利用を提案しています。いきなり習慣を変えることは難しいので、日々のケアでyobooによるポリリン被膜の追加をしていくイメージです。
「より白く」を希望している患者さまにはおすすめを!

>ミュゼホワイトニング パートナープログラム

ミュゼホワイトニング パートナープログラム

『ミュゼプラチナム』が歯科医院を全面サポート!
美容脱毛サロンで培った接遇技術を柱に、サービスという概念を掘り下げた〈顧客満足度×従業員満足度〉の指針をインプット。
美容と健康というテーマから〈マーケティング・ブランディング〉を広げ、 歯科医院を「予防のために通うべき場所」へと変革します。

CTR IMG