「ホワイトニングを予防のきっかけに」と銘打ちスタートした『パートナープログラム』ですが、2020年11月で丸三年が経ちました。今回はこの三年間で私たちが推し進めている「ブランド認知」の進捗と合わせて、消費者の動向変化についてご案内していきたいと思います。
おかげさまで順調に加盟数が増え、100院という大台まで目前に迫っており、中規模グループへ成長するまでに至りました。目標とする300院はまだ先になりますが、実店舗が増えることで、マーケティングの広告効率が改善され、シナジーが高まっていくことが予想されます。
私がミュゼの開発担当だった頃、主軸だった新規エリアの開拓から、既存商圏の見直しに戦略を切り替えるタイミングがありました。ちょうど100店舗に差し掛かった辺りだったと記憶しています。ナショナルチェーンとして知名度が上がるに比例し、会員さまからの紹介案件が増加、その結果、既存エリアでの追加出店が随時必要となったのです。
もちろんイメージモデルの起用、TVCMのタイアップなどメディア戦略が功を奏したわけですが、早期からお客さま自身を一つのメディアとして捉え、能動的に口コミ・紹介を拡散させる施策が躍進の根底にありました。
私たちのプログラムの強みはすでにこの口コミ・紹介を生み出す全国380万人の「自社媒体」を持っていることに他なりません。
加盟医院の患者さま共々「ブランド認知」の礎を築いてもらうキーマンとして、中長期における「拡散の役割」に期待しています。それでは現状のブランド認知について、アクセスデータから紐解いていきたいと思います。
ミュゼホワイトニング公式サイトのアクセスデータ
訪問ユーザーの属性
嬉しいことに男性のアクセス比率が4割を超えてきています。ここ数年、直営医院でも男性患者がグッと増えたことを実感しておりましたが、「ミュゼブランド=女性専用」という垣根が無くなることで、潜在患者の掘り起こしがより広がっていく見込みです。
年齢に関しては男女共に30代のミドル層がボリュームゾーンとなり、マーケティング上でのコアターゲットがより明確になってきました。
訪問数の推移(月別)
新規訪問数もサイトリニューアル後は、既存の3倍(7万件〜/月)を推移しています。ポリリンホワイトニングに絞ったニッチなサイトとして、徐々に注目されてきているのではないかと感じています。
予約率の向上
医院さまの視点からすると、アクセス云々よりも実際に「予約に結びついているか?」が重要になると思います。
当サイトでは実来院までは計測できませんが、CTA(予約率向上)のアドバイスとして「WEB予約の設定」を推奨しております。
●マイページの管理画面から、1分とかからず「WEB予約」の設定が可能ですので、未設定の医院さまはぜひご登録ください。 ●予約システム導入を新たに検討したい場合、優待価格にて提供できるシステムがございますのでお声がけください。 |
公式サイト以外にも、【デンタル・コンシェルジュ】や【Seeker】という総合ポータルサイトにも専用バナーが設置され、一般ユーザーへのタッチポイントを確保しております。今月からは新たに、全国50店舗のネットワークをもつ大手結婚相談所【ZWEI】とも相互送客の提携を開始しました。
こちらのサイトでも会員マイページ上に専用バナーが追加され、ダイレクトにアプローチが可能となっています。親和性の高いユーザーの方々ですので、相関性の高い媒体として期待しています。
長くなりましたが、消費者の動向は日々変化し、着実に認知も広がってきています。近道はない為、地道な取り組みが必要になりますが、より魅力的なブランドとなる様、PDCAを常に回し、最善の施策を講じていきたいと思います。引き続きお力添えの程宜しくお願いいたします。