新型コロナウイルスの影響で、診療前の各種問診や検査、院内の消毒作業、予約制度の導入、こまかい手指消毒、検温など…以前と比べ本来すべき業務と離れた業務が増えてしまい、勤務時間がひっ迫してしまうことありませんか。
受付の仕事を一つ取ってみても、患者さまの対応からカルテの取り出し、お会計、予約の確認とさまざまな業務がありますし、歯科衛生士さんや先生方はそれ以上に業務が押し寄せていることが想像できます。
実際に、加盟医院さまからもこういった雑務が多いという話を伺う機会もありますが、やはり作業量が非常に多く、想像以上の体力と集中力が求められていると事務局としても実感しています。
そこで今回は、少しでもスタッフさんの業務量や工数を省くために設備投資等を行うことで受給が可能となる「業務改善助成金」についてご紹介させていただきます。
本助成は【医療法人】も対象ですので、あまり関係ないなと思われた医院さまもぜひ一度お目通しください。
業務改善助成金とは?
中小企業・小規模事業者が「生産性向上のために設備投資」をするとともに、「事業場の最低賃金を一定額以上引き上げることを条件」に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度になります。
本制度の対象となる事業者は以下の3点を満たしている必要があります。
1)中小企業・小規模事業者であること
2)事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内であること(上昇させること)
3)過去に労働保険の滞納、労働法違反、雇い主都合での解雇・賃金引下げなどがないこと
助成上限額は?
生産性向上のために掛かる設備投資等の費用に一定の助成率をかけた金額と、助成上限額を比較し、いずれか安い方の金額となります。(厚生労働省ホームページ参考)
歯科医院での実際の助成事例
実際に業務改善助成金を活用して助成金が交付された事例をご紹介させていただきます。
(助成金額は、設備投資に掛かった費用ごとに変わりますので、受給対象となった事例のみご紹介させていただきます。
「業務改善助成金」はさまざまな場面で現業務を改善することにより、助成も受けながらさらに医院を良くしていくことが可能なものになります。
なお、今回ご紹介した内容以外にも細かい条件や必要となる手続きがございます。プラチナムパックを導入いただいている医院さまに関しては、このような助成金の案件を取り扱う社労士等におつなぎさせていただくことも可能です。
もちろん、未導入の医院さまからのご相談も承っておりますので、「何でも相談が可能になるプラチナムパック」の導入をこの機会にご検討くださいませ。
ご不明点やご質問に関しては、随時Talknoteにて承っておりますので、いつでもご連絡ください。