患者さまに向けたセルフケアのご提案、定着していますか?
患者さまからお声掛けいただいた際には説明を…時間がある時にご案内を…等々、日々の忙しい診療に追われる中、自発的に物販提案を行うことはなかなかハードルが高いことかと思います。
先日のセミナーでもお伝えした通り、物販提案の目的は収益の底上げだけではなく、予防歯科を実践するたの“セルフケア”に準じたものになります。院内で受ける“プロケア”は、一時的なスポットの処置となりますが、自宅等で行う毎日のお手入れには膨大な時間を要します。
そのため、口腔内の状態はセルフケアに依存する部分が大きく、毎日のお手入れをどのように行っていくかが予防を成功させる大切なカギとなります。付随するオーラルケアグッズを考えて見ても、ドラッグストアで何気なく手に取る商品と、何千人ものお口の中を見てきたプロがおすすめしてくださる商品、どちらを使用すべきかは一目瞭然です。
また、患者さま一人ひとりに向き合い、寄り添ったアドバイスになるため、コロナ禍におけるコミュニケーション不足の解消にも一役買ってくれます。結果、良好な関係性の構築にもつながり、医院の信頼を高めるブランディングにも寄与します。
物販売上向上委員会の発足
とはいうものの、 収益に直接的な影響が少ないことから、オペレーション上の優先度は低く、「物販に力を入れています!」という医院さまは少ないのではないでしょうか。
そこで、今回この課題に正面から向き合い、患者さまの満足度のみならず、売上拡大という名目を掲げて“物販売上向上委員会”を発足しました!「商品陳列を変えて売上をあげてみる!」「効果的なPOP設置/案内方法をオペレーション化する!」「時短でも有効なアプローチ方法!!」他。
上記は仮施策にはなりますが、多忙な医院さまでも取り入れられるよう、導入の容易さや、作業負荷(軽減)を意識した内容で検証を行っていきたいと思います!また、医院さまによっては「物販なら任せて!」「この商品は売れます!」など、既に鉄板ネタをお持ちの場合もあるかと思います。その際はトークノート本部宛に「成功事例あり」とご連絡いただけますと幸いです。
次回、記念すべき第1弾は、セミナーの振り返りを兼ねた、「ミュゼ式 物販が売れる風土作り 意識改革篇」をご紹介いたします!次回もぜひお見逃しなく!