第2弾”物販向上委員会”でお届けする内容は、「モチベーション維持方法」です!実際にモチベーションを維持するにはどうしたら良いのか?悩みを抱えている医院さまも多いのではないでしょうか。物販に限ったことではありませんが、モチベーションは個々の成長然り、健全な組織へ成長していくために必要不可欠となります。ミュゼでは外発的な方法以外で、「褒める」という何気ないコミュニケーションを通じ、内発的なモチベーションを高め合う習慣を文化にしています。今回はこの「褒める」ことの意義と効果をご紹介いたします!
モチベーションは下がっていくもの!?
一般的なモチベーションの概念は、人が何かをする際の“動機づけ”や“目的意識”とされています。入社時は高かったスタッフのやる気を最近はあまり感じない…と思うことはありませんか?それもそのはず『一生懸命がんばります』といった何かをきっかけに高まる一時的な感情は、余程の意識を持たない限り、時間の経過とともに薄れていってしまいます。ではどのようにモチベーションを維持していけば良いのか?その鍵となる2つのプロセスをご説明します。
プロセス①:期待というモチベーションの種をまく
まずは気持ちが前を向いているタイミング(土壌が整っている)に合わせ、モチベーション維持につながる「期待」という種をたくさんまいておくことです。諸説ありますが、人格形成(協調/適応性)の5割近くが外的環境に起因しているという研究データがあり、 “自ら頑張る”と決めた思いをいかに自然と後押ししてあげられるかが重要です。そして、業務をただこなす「作業員化」の抑制にもつながります。
プロセス②:褒めるという水分/養分を与え続ける
同様にまいた種が芽吹いた後も、適切な管理が必要です。ここで大切になってくるのが「褒める」という水分を、継続的かつ必要に応じて注ぐことです。「褒める」という行為は良い行動を習慣化するための後押しを目的としていますが、単純に不満や疑念を拭ってくれる“清涼剤”としての効果も期待できます。日々の業務の中で「なぜここで働いているのか?」「何のためにこの業務をしているのか?」迷いが生じることは少なくありません。適切なタイミングでフォローを入れていくことで、モチベーションを根付かせていきます。
もちろん、褒め方やタイミングにもいくつかのコツがあり、やたらに水をあげていると根腐れ(信頼を失う)を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。また、すべての方に有用な「褒め方」というものは存在しておらず、スタッフ一人ひとりに合わせて判断しなければいけません。実際にミュゼの現場では、スタッフを大きく4つのタイプに分類し、タイプに合わせた関わり方を実践しています。
次回は褒め方のポイントやコツを交えながら「タイプ別コミュニケーションの取り方編」をご紹介いたしますので見逃し厳禁!ご期待ください!!