ミュゼデンタルグループ“矯正事業”の挑戦「コスパの良い広告運用を探る!!」

これまで自費診療における“新患・増患”のベースには「検索動向を見据えた広告運用」が、収益安定化の礎になる旨をお伝えしてまいりました。我々が運営している矯正専門医院「ミュゼデンタルグループ」もご多分に洩れず、常に新しい施策を探求しています。今回はニュースレター vol.68にて紹介させていただいたミュゼデンタルグループで実施した「WEB施策」の結果を皆さまにご報告いたしますので、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

施策その①Googleリスティング広告1~4位確約の定額掲出_月次予算:10万円/院

「地域名 矯正歯科」など特定のワードを検索した際、広告枠内で1位~4位の上位表示を確約し、運用してもらう施策です。運用先の業者曰く『上位表示されることで認知にも一役買い、中長期の側面で医院へのアクセスが増えます(増患につながる)!』とのことでしたが、結果としては△。
予算に対してクリック数は稼げたものの、リンク先のランディングページ(以下LP)に訪れたユーザーの離脱率が高く、予約に至らない状態が続きました。早々に掲出文の見直しを行い、リンク先を医院ホームページへ変更するなど、諸々のテコ入れを実施してもらいましたが、目標としていた予約獲得数の4分の1にも満たない結果で最終着地となりました。キーワードは検索ボリュームから15候補程選定してもらいましたが、予算との兼ね合いもあり、適正な掲出(インプレッションシェア損失)ができていなかった点もあったとのことです。上位表示による医院名の認知など、副次的な効果は一定数あったのかもしれませんが、現行の予算では測ることができず終了となりました。

施策その②アンケートLPを活用したSNS広告の運用_月次予算:25万円/院

広告バナーをクリックした後、専用のLPに遷移する前に、5問程度のアンケートを組み込む施策です。自分ごと化することで『広告経由の予約獲得単価が30%改善します(予約数が伸びます)!』という触れ込みでしたが、こちらも期待値を超える結果には至らず△。
アンケートを経由した際のLP遷移は、通常の運用と比べて2倍程度の数値(CTR)が見られましたが、内情としては設問1問目での離脱が目立ち、母数としてはあまり変化がない結果となりました。何より実際にLP遷移後の動向を追ったところ、本来の目的である「予約数」も上振れしていませんでした。仮説ではありますが、バナークリックから予約に至るまでの導線が長くなる(ユーザー側が操作する項目が多い)ため、離脱を招いてしまっていたのかもしれません。現在は予約への熱量を高める設計にするべく、連動するバナーデザインや設問のビジュアルを見直し、導線もショートカットするパターン(ABテスト)を加えて調整しています。

【まとめ】

運用開始からまだ数カ月、結論を出すには時期尚早ですが、新たに取り組んだ労力に見合う成果は出せていません。今後改善を重ねることで、大きな反響を得られる可能性もありますがトライアルで行った【WEB施策】は今回で終了となりました。運用するエリアや予算、実施のタイミングによって結果は一概ではありませんので、同様の施策を検討する際はぜひご参照ください。
広告運用は必ず成功を収められる「正解」がない領域ですが、最善の方法を今後も探求してまいります。有益な情報となるよう、リアルな結果をお伝えしていきますのでご期待ください!また広告周りのご相談も随時受け付けておりますので、いつでも Talknoteにてご連絡くださいませ。

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