4月を迎え、ようやく春の到来です。今回は季節柄「採用」について、求人掲出の基本となる『原稿作成ノウハウ』をお伝えしたいと思います。
採用といえば、スタッフの去就に合わせて人員を補充するイメージが強いと思いますが、本来は事業戦略に沿い“人財の発掘”を目的とする“ポジティブな意味合い”を持っており、ヒト・モノ・カネといった経営資源の根幹に関わる業務です。歯科医院ではリソースの関係から、院長先生がその一翼を担われていることでしょう。多忙な中での作業のため、いかに効率的に採用に至れるかが焦点になっていることと思います。自院の特徴を好意的かつ魅力的に見せ、求める人材からの応募数をグッと伸ばしていきましょう！
必要な人材とのマッチングを叶える“求職者目線”の原稿制作
魅力的な原稿の大前提！“求職者目線”の文章とは？
「売り手市場」「20倍の求人倍率」と言われていても、転職者の心は期待ばかりではありません。『今の状況から抜け出したい』という思いの先に『自分を受け入れてくれる所があるだろうか？』という不安な心持ちが生じています。『大丈夫、安心してください』というウェルカムの意思表示を原稿上で伝えられるかどうかで、求人の応募率は大きく変化します。
| 医院の希望 | ●できれば即戦力となる経験者を採用したい ●未経験者でも検討はできる |
| 求人の掲載例 | A 経験者優遇 B 未経験でも応相談 C 経験がなくてもあらたな技術習得を 目指している方、応募をお待ちしてます |
A、B、C、それぞれ読み手に与える印象はどうでしょうか？ 一見仰々しく見える言葉が、共感を呼び、前向きな気持ちへ移行するきっかけになるかもしれません。映像や写真素材と同様に、文章構成についても手間を惜しまず、イメージ形成を大切にしてください。一本釣りのような過度な期待はせず、まずは「面接候補（お気に入り）」に入れてもらうことを目指しましょう。
原稿の骨子を考える際の手順
今回原稿作成の概要についてお伝えさせていただきましたが、成果を追求するには事前準備が欠かせません。もちろんリソースに限界があるため、代筆サービスの利用やアウトソーシングという業務委託の選択も効率化の一つの手段だと思います。
大切なことは「丸投げにせず、イニシアチブをきちんと取った状態で物事を進めていく」スタンスです。同様に、面接の成功・長期定着のためにも、スタートからスタッフさんを巻き込んだ、医院全体での採用計画を進めていただければと思います。ご相談ごとがあればいつでも事務局にご連絡ください。
