「歯科医師はいかに患者さまと長い年月接するかという点も重要である」という宝田恭子歯科医師の考えは、「歯科医院は通うべき場所であり、その地域の健康ステーションである」というミュゼホワイトニングの考え方と重なります。
40年以上歯科医師として従事し、「長く、美しく、健康に」をモットーに患者さまと接している宝田恭子歯科医師に、「歯科医師としての考え方」と「心も含めて元気な生き方」についてをご紹介します。
歯科医師として
医療従事者は、「どう人の役に立つか」を考えていくべきであり、そのためには歯科以外の分野で勉強すべきことがあります。
例えば小児歯科は、小児科の分野はもちろんのこと、患者さまの年齢層や医院の特性によって相談や悩みも異なります。
私の医院では高齢者の患者さまが多いので、骨学、筋学、脈管学(神経学)を勉強し、今では女性高齢者のさまざまな悩みの解決のため、泌尿器科、婦人科とも連携を取っています。足や腰の痛みの話も多いので整形外科の知識と、さらに女性の骨のケアについては閉経や更年期も深く関連しているため、婦人科の分野の知識も探求中です。
医療者の皆さまは、自院の患者さまが他にどの医科の分野でお世話になっているのか、将来の何を心配しているのかなどの悩みにしっかりと耳を傾けて欲しいと思います。
「心も含めて元気な生き方」をしていただくために
患者さまに「心も含めて元気な生き方」をしていただくためにも、まだまだ勉強することはたくさんあると強く感じています。
高齢者の方には「エクササイズを始める時期に遅いということはないです。足や首の痛みなど、症状が出たときからやれば、全然間に合います」と伝えたいです。
私自身今できることとして、高齢者向けに直接エクササイズを教えています。カルチャーサロンでのレクチャーを20年間続けているのですが、そのトレーニングを自院の患者さまに教えているのは、私の周りの歯科医師15人だけという現状です。
この活動をもっと広く普及していくため、ミュゼホワイトニングの力も借りながら、全国の歯科医師と歯科衛生士の方に今後セミナーを行っていく予定です。
美顔マッサージの実技をしっかりとレクチャーするためには触れることが重要なので、今の時代には少し合わないのですが、オンラインではなく、直接対面で教えていきたいと考えています。