以下のハラスメントのうち、一番被害が多いハラスメントはどれでしょう?
パワーハラスメント
今回から隔月で「パワーハラスメント」についてお伝えしていきます。パワーハラスメントは数あるハラスメントの中でも、1番被害に遭われている方が多く、職場でも問題になりやすいのが特徴です。従業員から訴訟されたり、情報がSNSで拡散されるリスクも高く、医院のブランドにも悪い影響を与えてしまいます。自分は大丈夫!と思っていても部下が行なっている可能性も否定できません。少し怖いテーマですが、しっかりとした対策が求められています。
そもそもハラスメントとは?
今年の4月から歯科医院も含めパワハラ防止法が適用されることとなりました。まずパワーハラスメントを詳しくお話しする前に、「ハラスメント」にはどんな意味があるのかご存じですか?ハラスメントには「人権侵害」という意味があり、大人社会での「いじめ」「嫌がらせ」となります。パワハラ以外のハラスメントとして「セクハラ」や「マタハラ」、中には「逆パワハラ」というのもあり、歯科業界で例えると、衛生士さんや助手さんが徒党を組んで院長や上司に当たる人に対し圧力をかける・嫌がらせをするというのが逆パワハラに当てはまります。現代ではこういったことも含め約52種類のハラスメントが存在するといわれています。一時期、「鬼滅ハラスメント」なんて言葉もニュースで取り上げられたほど、ハラスメントは新たに生まれてきます。一部、物は言いようなのかな…なんて思う部分もあるのですが。。。
今後ハラスメントでの困りごとを抱えないために「パワハラの定義・被害」「パワハラが起こる原因」「パワハラが起きないための対策」「パワハラが発生しない極意」を4回に分けてお伝えしていきますので、ぜひ医院のために最後までお読みいただければ幸いです!