矯正中のホワイトニング

加盟医院からの質問

インビザ中の方のホワイトニングで、アタッチメントを除去してからホワイトニングを行う場合、しみやすくなってしまうが、前処置はポリリン原材でのカバーで良いのでしょうか?またその際、ホワイトニングの効果に影響がないのでしょうか?(薬剤が薄まる?)

末光先生の回答

過酸化水素を混ぜていないポリリンジェルで対応、効果に影響はない!

タッチメント除去直後の面はしみやすくなるため、除去した部分だけ過酸化水素を混ぜていないポリリンジェル(開封から24時間経過したものでもOK)を置いてその周囲にホワイトニング用の薬剤を塗布します。過酸化水素を混ぜていないものと混ぜたものでは粘度にかなりの違いがあるため、先にポリリンジェルのみをアタッチメント除去面においておけば、周囲のホワイトニング用の薬剤と混ざってしまう事はありません。

アタッチメント除去面は過酸化水素を避けてもホワイトニング効果はあり

過去回でもお話させていただいていますが、ラジカルはエナメル象牙境で横方向に広がり、内部で回り込み、全体に広がります。そのため、カバーしたところだけくっきり黄色さが残ってしまうという事はありませんのでご安心ください。

アタッチメントを除去してから1カ月以上経ち、除去面の再石灰化が進んでいる場合はしみにくくなっていますので、様子を見ながらにはなりますが、上記のようなカバー対応は不要です。

アタッチメントがついたままでもOK

また、ラジカルが内部で回り込むため、アタッチメントがついたままの状態でのホワイトニングが可能です。アタッチメントがついたままの方がしみやすさなどは回避できますのでおすすめです。ただ、IPR直後の部分に過酸化水素が入り込むとしみやすいので、IPRした後にホワイトニングする場合はその間隙をポリリンジェルで埋めてからホワイトニングすることをおすすめします。ちなみにワイヤーでの矯正中の方のホワイトニングについてですが、唇側にワイヤーがついている場合はワイヤーを外し、ブラケットのみの状態にしてからホワイトニングをしてください。薬剤の粘度が低く、ワイヤーを伝って範囲外に薬剤が漏れ出る可能性があるためです。※舌側矯正の場合は問題なく通常通り施術可能です。

矯正中のお悩みとしてブラケットやアタッチメント周囲に付く着色が気になるという声も多いです。ホワイトニングをうまく活用していただくと、クリアやホワイトのブラケットの良さをしっかり活かすことができます。患者さまのモチベーション維持にも効果的ですので、ぜひ患者さまに提案してみてくださいね。

ホワイトニングに関するお困りごとなんでもご相談ください!

ミュゼホワイトニング直営医院の医療法人財団匡仁会では、“年間18,000件の症例をこなすポリリンホワイトニング専門医院”として10年ほど運営を続けております。何かお困りごとがございましたら、パートナープログラム加盟医院の皆様はトークノートにていつでも・何でもお気軽にご相談ください!

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