ミュゼデンタルグループの集患マーケティング事情

当グループが矯正専門医院を運営していることはご存じでしょうか?2019年に五反田の医院を譲り受ける形でスタートし、現在は三軒茶屋グループ医院がございます。今回はミュゼデンタルグループで行っている集患施策を通して、矯正マーケティングのノウハウについてご案内します。広告(販促)予算についてですが、業界的には売上の5%前後が適正値とされていますが、ミュゼデンタルグループでは10%~15%を目安に調整しており、ミュゼ本体は脱毛がメインで歯科とは他業種ながら、これまで培ってきた運用ノウハウを活かす形で予算を配分しています。今回は施策の概要と合わせて実際の反響もご案内しますので、自院との運用比較等に活用いただければ幸いです。

●WEB広告:月間予約コンバージョン30件目標/予算配分50%

元々はWEB広告をメインに行なっていましたが、現在はSNS(Instagra/Facebook)に比重を寄せて配信をしています。集患の基軸となる施策ではありますが、コロナ禍において思うような結果をあげることができず、運用先を変更したり、配信セグメントを大幅に広げたりと、試行錯誤を繰り返して現在にいたっております。おそらく広告出稿される医院が如実に増え、広告効率はもちろん消費者のリテラシーもグッと高まってきたことが起因していることでしょう。そんな中、今年1月に作成した実際のクリンチェック映像を用いた広告がスマッシュヒットとなり、昨年対比で200~300%程度の反響を得ています。訴求内容や見せ方にも寄与しますが、クリンチェックの映像であれば、どの医院さまも容易に準備できるかと思います。一概には言えませんが、日頃医院を運営している中でも、見込み患者さまの意識を引けるアイデアが見つかるはずです。代理店の提案やトレンドに加え現場の声を拾い上げることによって、より斬新なクリエイティブが生まれると感じています。

●ポスティング広告:月間予約コンバージョン10件目標/予算配分30%

『広告の反響が取りにくいし、クレームになりやすいから・・』そういった理由でポスティングを敬遠されている医院さまも多いのではないでしょうか?グーグルアナリティクス(GA)の計測タグを埋め込んだ予約URLをQRコードに変更し、チラシへ掲載するという仕組みさえ整えておけばWEBと同様に、数値の変移を追うことが可能です。実際に三軒茶屋院・五反田院では3カ月に1度のペースで配布を行なっていましたが、『配布後の予約から契約』までの遷移の割合が平均と言われている0.75%を超えており、分析結果から隔月に変更しています。都内ということもあり、エリア選定については沿線駅をベースにおよそ半径5kmを目安に配布し、予約までに手間がかかる分キャンセルが少ない傾向にあります。最近では配布先のセグメントを細かく指定でき、なおかつ配布情報が日時で得られる(委託先によります)ため、よりレスポンスの集計がしやすくなっています。

●ミュゼプラチナム会員:月間予約10件目標/予算配分15%

ご加盟いただいているパートナープログラムと同様に、矯正に特化する形でミュゼ会員サイト内で専用のページを設け、毎月メルマガやLINE配信にてミュゼ会員さまへの優待情報を提供しています。ミュゼという冠がついた矯正医院の反響は大きく、東京都内に限らず、埼玉、千葉、神奈川からも来院され毎月10名程度の新規集患が続いております。こちらはミュゼ会員さま向けの媒体のため、加盟医院さまにも提供できるよう、現在矯正送客パッケージを準備しております。受託数に限りを設ける形となりますが、座組みが整い次第ご案内いたします。

●ミュゼホワイトニングからの集患:月間予約コンバージョン5件目標/予算配分5%

ミュゼホワイトニングの直営医院からは紹介という形で、月間5件程度の新規患者が来院されています。こちらは問診票のチェック項目から、矯正のニーズをスタッフが拾い上げ、お声掛けをするというアナログな流れとなります。相談を希望される方には案内チラシをお渡したり、予約取りまで移行できる体制を敷いています。昨今の矯正ニーズの高まり然り、審美という観点で親和性が高く、ホワイトニング患者さまの4人に1人が矯正に興味を持たれています。加盟医院さまであれば、院内で矯正や他コースへの声掛けが完結できることから、提案のハードルも下がると想像されますので、問診票などを活用してみることをおすすめします。問診票の活用方法や、お声方法掛けのタイミングについて詳細をご希望の医院さまは、事務局宛にご相談ください。

補足:SNS運用

およそ1年ほど外部に運用を委託し、ディスカッションを重ねながらフォロワー増員のノウハウを吸収してきました。その結果、内製化の目処が立ち、今年の5月よりミュゼデンタルグループ
による自社運用に切替えています。今後さらに、集患という実益につながるコンテンツ制作を進めていく計画です。広報的な運用を控えつつ「Instagramからの来院」というノウハウを確立できるよう日々注力していきますので、成果についてはあらためてご報告させていただきます。いかがでしたでしょうか?一部弊社独自のメディアがございますが、施策の選定や運用媒体については皆さまと同様となっております。予算配分の適正化や委託先との連携を強めることなど、ポイントとしてはいくつかございますが、一番はPDCAを回しながら精度を高めていくことです。実際には情報を補完する医院のHPや遷移先のLP内容も大きく関係してきますので、広告運用(攻め)と合わせてSEO対策(守り)も大切です。集患の最大化に向けて「ミュゼホワイトニング加盟院であること」を一つ、エッセンスに加えていただき、各施策との掛け合わせにぜひご活用ください。

>ミュゼホワイトニング パートナープログラム

ミュゼホワイトニング パートナープログラム

『ミュゼプラチナム』が歯科医院を全面サポート!
美容脱毛サロンで培った接遇技術を柱に、サービスという概念を掘り下げた〈顧客満足度×従業員満足度〉の指針をインプット。
美容と健康というテーマから〈マーケティング・ブランディング〉を広げ、 歯科医院を「予防のために通うべき場所」へと変革します。

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